RoRを試してみる。

かねてから気になっていたRuby on RailsWindowsXP環境にインストールしてみた。覚書を以下にしたためてみようと思う。
まず、Netから以下のファイルをDLする。
・ActiveRuby 1.8.5
RubyGems
ActiveRuby 1.8.5は単純に解凍してダブルクリックするとインストーラが出現するので、そのままNextをクリックしていけばインストールできた。インストールパスはデフォルト(Program Files以下)でもよいかもしれないが、アクセスしやすさなどから考えてC:\ruby1.8に設定。
次に、RubyGemを解凍して、開いたフォルダの中のsetup.rbをダブルクリックする。すると、コマンドプロンプト(以下コマプロ)が開いて、gems関連のインストールが自動で行われる。
さらに、rails関連のインストールを行うために、コマンドプロンプト
gem install rails --remote --include-dependencies
とタイプ。(注:includeと-dependenciesの間はスペース空けません)
すると、やはり自動でrailsのインストールが行われた。(多少時間かかる)
この間に、MySql Administratorのインストールをしてみようと思ったが、serverへの接続がうまくいかなかった。エラーを見るとserver serviceかconfiguration fileが見つからないと怒られている。こちらはphpmyAdminが使えるのでひとまず置いとくことに。
railsのインストールがすんだら、WEBrickというサーバがついてくるのでアクセスしてみる。
コマプロでruby script/serverとタイプして、サーバを起動し、ブラウザで
http://localhost:3000/とURLをタイプすると、確認できた。

さらに空のアプリを作ってみた。
C直下などどこでもいいが、とりあえずフォルダを作ってそこに移動し、コマプロでruby cookbookとかタイプすると、cookbookというフォルダができる。その中に空のrailsアプリケーションが作成されていて、model,controller,viewなどいかにもMVCフレームワークっぽい名前のフォルダが自動で作成されているのを確認した。

追記として、Ruby on Rails統合開発環境であるRadRailsというEclipseベースのツールをインストールしてみた。事前に
* Java 1.4.2 or later
* Ruby 1.8.4 or later
* Rails 1.1.6 or later
が必要らしいが、自分の環境ではとりあえず全部そろっているので大丈夫そうだ。
まずRadRailsのZIPファイルをDLして、解凍したフォルダの中のradrails.exeをダブルクリックすれば立ち上がる。(簡単!)Windows->preferencesで、ruby.exeやrails,rakeのパスを設定してやれば、rubyのエディタなど備えたツールとして使えそうだ。(まだ本格的に使ってない)さらに、今のところインストールしてないがMongrelというRadRailsから起動できるサーバもあるらしい。とりあえずWEBrickで間に合うのでインストールは見合わせたが、機会があれば使ってみたい。RadRailsにはEclipseプラグインとして存在するものもあるらしい。これはなんだかめんどくさそうなので今回はスタンドアロン版を使った。ちょっと使ってみただけだが、結構使いやすそうだ。
今回は、主にRoRと関連ツールのインストールのみ行ったが、Webで探すと参考になりそうなページがいくつか見つかったので、それらを観ながらとりあえずなんかWebアプリを作ってみようと思う。